約 3,523,074 件
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/822.html
セレンのお勉強 パーサの森に特設された陣屋。そこで、青竜の騎士は分厚い本の山を前に頬杖つき、 そのうちの一冊を汚いものでも触るように恐る恐る開き、覗き込む。 セレン「うう……これ、古代エルフ語かなんか?」 アーシャ「ちゃんとリュッセルの公用語で描かれていますよ」 今日の教師役はアーシャであった。この本の山を用意したのも彼女である。 セレン「いや、でも冗談だよね? これ全部消化するの?」 アーシャ「アルティナ様ならばこのくらい半日で読破していましたよ」 セレン「う…わかった。やってみる」 青竜の騎士は巨大な敵に挑んだ。結果は…惨敗。 セレン「もうだめぇ~。わけわかんない」 アーシャ「もう、仕方ありませんね。では、私がレクチャーしてさしあげます」 セレン「うん、それなら多少はラクができるかも」 白い神官は黒い木でできた板に白墨を走らせ、教鞭で、左上の文字を指し示す。 アーシャ「まず、君主としての心構えからです。セレン。君主にとって一番大事なのはなんですか?」 セレン「理想です! そしてアルティナ様の理想こそ至上! ああアルティナさまあああああーーー!!」 条件反射のように、白墨が飛んできて、セレンの眉間にビシッとヒットする。 セレン「あうっ」 アーシャ「そうですね。高き理想もまた大事です。でも、まず大事なのは民に安寧をもたらすことです」 セレン「大丈夫! アルティナ様の理想は、全ての民に安寧をもたらします! あああるティナあうっ!」 本日二本目。 アーシャ「話を進めます。民に安寧をもたらすにはどうすればよいか? それは、国を豊かにすること、 不義を働かないこと、そしてなにより、戦争をしないことです」 セレン「またはじまったよ、これだから聖職者は」 無言のまま白い神官は威圧する視線を飛ばす。青の竜騎士は、何処吹く風というようにそれをかわす。 アーシャ「あなた、今、私がアルティナ様の行動を否定したことに気づきましたか?」 セレン「なんですって! それは許せない! 撤回しなさいっ! さもなくば…」 生徒が火竜剣に手をかけるのを見て、アーシャは満足したような表情になり、 アーシャ「セレン。その剣はどこで手に入れましたか?」 セレン「これは、父様から譲り受けた剣……だったらいいんだけど、騎士団から支給されました」 アーシャ「では、騎士団に剣を送り届けるのは誰ですか?」 セレン「リュッセルの鍛冶屋さん?」 アーシャ「そうです。そして、彼らが無事に鍛冶仕事をするために、リュッセルの地を誰かが守らなくてはなりません。 今はそれをガルダーム殿が担っておいでです。火竜剣を作るためには、良質な鉱物を採掘しなくてなりません。 食料、飛竜の調達と運搬、街道の整備、その他にも、様々な人の助けがなくては、 騎士団は戦争することもままらないのです」 セレン「そ、そんなことわかってます!」 アーシャ「ですが、そんな私たちを支えてくれる人々のほとんどは、戦争をすることを嫌っています」 セレン「そうなの?」 教鞭を持つ手を下げ、やれやれといったふうにため息を吐きながら白い神官は一呼吸つき、次の言葉を発する。 アーシャ「いいですか? セレン。全ての人があなたやアルティナ様のような恵まれた存在ではないのです。 ほとんどの人間は自分の限界を知り、戦や病に怯えながら社会の歯車として懸命に働き、人知れず死んでいきます。 彼らにとって重要なのは日々の糧と身の安全です。彼らは戦争は嫌なのです。戦争ともなれば、税は重くなり、労働の量も増え、 危険に晒され、疲弊します。アルティナ様は彼らの感情に働きかけつつも、善政を行い、 民に戦争に参加させる気運と戦争継続できるだけの国力を維持してこられました。ですが、彼女はもういません」 セレン「……」 アーシャ「結論から言うと、理想だけでは人はついて来ません。寄るべきところであるリュッセルの地を 流賊や悪魔に奪われれば、騎士団は崩壊します。リュッセルに残された人々は、そもそも 戦争自体が嫌なのです。あなたには政治の才はない。そして、さらに、アルティナ様ほどのカリスマもない。 既に有事であるゆえ致し方なしとも言えますが、それでもあなたには戦火を広げないように努める義務があります」 セレン「でも、パーサを解放すれば…」 アーシャ「確かに、それは騎士団の名声を高める一因にはなるでしょう。ですが、戦争の勝利と同意義ではありません。 既に、大いなる力の半数が破壊され、四海の諸侯はその力が世界を滅ぼす脅威としては眉唾物であると見ています」 セレン「そうなの?」 アーシャ「そうです。私たちはリュッセルの民と土地を守る義務を負っています。そして、私たちにリュッセルを見捨ててまで パーサを救う義理はない。恐らく、このままでは戦力が不足して、ガルダーム殿のみではリュッセルは守りきれないでしょう。 こういった理由から、私は都督代に撤退を進言いたします」 セレン「却下」 アーシャ「なぜですか?」 セレン「だって、アルティナ様がパーサ解放するって言ってたし」 アーシャ「では、あなたは、アルティナ様がこのままリュッセルを見捨てるとお思いですか?」 セレン「だって…そんなこと言ったって……」 青の竜騎士は帽子を目深にかぶりうつむく。 アーシャ「今日はここまでにしましょう。アルティナ様の理想に近づきたいのならば、それ相応の 素養を身につけてください。リューネの将兵はあなたに期待しています。では……」 白い神官は恭しく礼をして去っていった。セレンは虚空を仰ぐ。 セレン「アルティナ様……わたしじゃ、アルティナ様の代わりにはなれないの?」 頑張れ、セレン。 -- 名無しさん (2012-08-04 11 14 36) ↑ ありがとう、頑張る -- 名無しさん (2022-01-15 01 26 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/335.html
転生後のラクタイナに雇用または召喚される 飛行し麻痺攻撃とダークブレスⅡを使用する コストの割に各能力値は高く、一般ユニットの中では強力な部類に入る -- 名無しさん (2010-06-18 00 57 02) 前進しつつダークブレスを放ち 接近したら3回攻撃の麻痺攻撃で相手を麻痺状態にさせて固め殺す 技術もそこそこあるため麻痺に耐性が無いユニットは手も足も出ないだろう -- 名無しさん (2010-06-19 23 10 49) スキルが変更され、闇魔法Cと吸精攻撃Ⅱになった。 レベルが上がりやすくなり、すぐに30程度になれる。 -- 名無しさん (2010-07-15 16 49 36) 凄まじい成長速度と戦力指数を誇る死霊 ただし実際の戦闘力はそこまで高くはない 他種族・クラスとの連合が困難なため、死ぬときはあっさり死ぬ -- 名無しさん (2010-07-16 01 01 19) 悪魔相手ではメタメタだが闇耐性持ち以外の人間にはかなり強い。 離れた相手はブラッドサックで回復しながら削り殺し、近づいてきた相手は高倍率の吸精攻撃で迎え撃つため CPU同士の戦闘では高レベルになりやすい。 -- 名無しさん (2010-07-16 14 11 34) 現在は固有スキルの中距離攻撃"死者の嘆き"と死の波動を使用する。 耐久力は低く、接近戦をするとあっさり死ぬため、中距離戦がメインとなる。 死者の嘆きは低威力の貫通多段Hitで、主な用途は削り倒し。 飛行で移動力が高いのが利点で、モンスターの中では特別強いわけでもなくなったようだ。 -- 名無しさん (2010-09-25 10 17 41) シャルバイラ遺跡と古都ハルトの中立モンスターがアンシャイン持ちのシェイドに置き換えられた。 スケルトンが消えたため人材プレイ時の開幕旗上げによるレベル上げがやりにくくなっている。 ラクタイナが雇えるほかアンデットなので同種族のデッドライトが傭兵時に雇用できる。 -- 名無しさん (2012-12-07 01 12 42) 転生後のラクタイナが雇えるのはシェードで転生前のラクタイナが召喚・雇用できる またはダンジョンにいるアンシャインを使うほうはシェイドだったりする 紛らわしい -- 名無しさん (2012-12-07 01 29 19) アンシャインを使うシェイドは攻撃後に指示を無視して勝手に動き出して死んでくれる このため大事に使おうとすればするほどイライラさせられるので雇わない方が精神衛生上非常に良い -- 名無しさん (2013-06-21 00 23 28) ↑どんだけイライラしたんだよwwww -- 名無しさん (2013-06-21 06 08 08) だって固定にしといても勝手に前出て死んでるし 前進ブレス吐く連中ですらおとなしく動かないでくれてるのに -- 名無しさん (2013-06-21 23 39 49) 転生後のラクタイナが雇用するアンデッド。 性能としてはヴァンパイアの据え置き又は上位互換のような性能となっている。 ある程度lvを上げると飛行移動からの遠距離攻撃、接近戦ではデッドリードライブで容赦なく相手を溶かす。 中々の攻撃型のアンデッド。 -- 名無しさん (2017-06-03 16 08 50) シュエエアィサィとは関係ない -- 名無しさん (2020-03-15 16 53 46) シャルヴァチラ遺跡にいる -- 名無しさん (2023-04-30 00 47 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/423.html
リューネ騎士団の神官。アルティナの理想に惹かれ、リューネ騎士団の神官となった。 実直な性格であり、セレンとともにアルティナを慕っていた。だがアルティナ死後、 彼女の理想のとらえかたの違いからセレンと袂をわかち、ミシディシとともに、リュ ッセル奪還を図る。リュッセル奪還をミシディシに任せ、自身はパーサ・パクハイトの 抑えに回るが、激戦の中で行方不明となる。後にパーサ・パクハイトの翼王、エルアー トに側に彼女の姿を見たという者もいる。 まだS7も無いのにミシディシ派壊滅を前提にするのは 妄想の域を超えてしまってはいないかね? -- 名無しさん (2009-12-25 01 13 46) S7出るの前提なの!? -- 名無しさん (2009-12-25 01 14 53) スネアの前例もあったから、とりあえず電波だけ送信しておこうと思った。 今は反芻している。 -- 名無しさん (2009-12-25 01 16 32) リジャースドの妹説が某所で誕生。 タレ目の妹がこんなに可愛いわけがな(ry -- 名無しさん (2010-12-08 16 55 11) ネタスレのネタと公式設定を混ぜるのはいかがなものかと ネタスレ発祥の列伝やイベントもあるけど、だからといってそこで出たネタが全部受け入れられるとも限らんし -- 名無しさん (2010-12-09 15 56 26) 公式自体がネタだったりする -- 名無しさん (2010-12-09 17 22 28) なんのための列伝“案” 第一発案者以外は口出し不可とかオ㍗ル -- 名無しさん (2010-12-09 17 27 41) 口出し付加ってのはいささか飛躍しすぎなんじゃない? 新しい列伝案が出来るのは全然いいことだと思うけどね まぁななあしさんは選好みしないから新しいのが出たら基本そっちになっちゃうけど ただ他キャラとの関わりを持たせるのは、かつてのキスナートやガウエン エルカといった前例があるから慎重意見が出るのも当然なんじゃないの -- 名無しさん (2010-12-09 19 50 09) 慎重意見だからといって、新案を否定するような発言はどうかと思うよ 最終的に決めるのはななあしさんだし 結局、慎重意見とか言いながら他人を馬鹿にしたいだけだろ -- 名無しさん (2010-12-09 20 56 53) >結局、慎重意見とか言いながら他人を馬鹿にしたいだけだろ いやその発想はおかしい -- 名無しさん (2010-12-09 21 56 37) みんなもちつけ(・ω・;) -- 名無しさん (2010-12-09 22 01 15) リジャーズトと絡む前はエルアートだったのか -- 名無しさん (2023-11-10 11 12 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/186.html
「ゴブリンは絶対に主役になれない事を知ってますが、人間は自分が悪役にされる事を忘れています。」 列伝 基本スペック 基本能力値 コメント 列伝 魔法の才はあるが興味が無いので、 呪文や手順を覚えておらず、 入門書を持って戦ったゴブリン少女。 歴史書を好み、世界とは一つの群像劇であり、 行為の正当性は後世が決めるという持論を持つ。 戦乱に加担する気は無かったが、 遠く王都での冥王の誕生に、 日和見が許される時間が過ぎた事を悟る。 冥王が数ある勇者、英雄を打ち倒した時に、 フェリル党が少しでも力を蓄えていられるよう戦列に並んだ。 基本スペック 名前 フーリエン 性別 女性 肩書き ゴブリン少女 種族 ゴブリン クラス ブルーゴブリン 雇用種族 ブルーゴブリン 雇用クラス ブルーゴブリン 特殊雇用 初期勢力 S5→フェリル党 S6~S7→大フェリル 初期階級 一般 初期レベル S1~2→5 S3→10 S4→13 S5→15 S6→18 S7→20 初期スキル 風精霊召喚(ジン) 風魔法C 習得スキル Lv.10→四元素魔法Cから1つ追加 Lv.20→風精霊召喚Ⅱ(シルフ) 各種魔法Cから1つ追加 リーダースキル 風精霊召喚(ジン) 風精霊召喚Ⅱ(シルフ) 召喚力UP 幻覚耐性UP 混乱耐性UP 沈黙耐性UP 必殺スキル 基本能力値 HP 300 MP 75 攻撃 20 防御 20 魔力 60 魔抵抗 60 素早さ 60 技術 60 HP回復 0 MP回復 10 移動力 120 移動型 荒地 exp_mul 121 召喚可 5 初期耐性 火 弱い 毒 微強 水 弱い 麻痺 風 強い 幻覚 普通 土 混乱 普通 光 沈黙 普通 闇 石化 神聖 恐慌 微弱 死霊 即死 微弱 弓矢 吸血 城 魔吸 弱い 解呪 無敵 ドレイン 弱い 一般ユニットより高い能力値は青字で記載 ゴブリン族のみで戦っているときに、召喚魔法のありがたさを実感させてくれる存在。 -- 名無しさん (2009-10-02 18 27 24) 顔絵とキャラチップがファウから引き継がれ、S6の初期配置もチルクハーレムへとしっかりと加わった -- 名無しさん (2010-01-23 11 49 53) 影薄いなとは思ってたけどまさかここまでとはw 使いこなせば普通に強いけどなあ -- 名無しさん (2011-03-25 01 20 37) やっぱ土、水と比べると見劣りするからなぁ。 とりあえず焼き鳥召喚するよりはマシ。 -- 名無しさん (2013-01-15 14 16 55) こちらに前衛が揃っている時のジンは優秀すぎるくらい働いてくれる。 逆に相手側の前衛対策にはシルフ一択。フーリエン一部隊分のシルフがいれば、エレメンタルトルネードの弾き効果で 格上相手にも完封できる。他の精霊ではこうはいかない。 キャラ性能も、風魔法の長射程のおかげで遠くからペチペチできるから、レベル上げが容易で使いやすいね。 -- 名無しさん (2013-01-15 16 17 38) 特徴:かわいい あとはハウマンやマタナと変わらない有象無象 -- 名無しさん (2013-06-15 06 00 41) フェリルEDのバルバッタ曰く「フーリエンのババア」。ゴブリンは年食っても見た目は少女のままなのか? -- 名無しさん (2014-02-09 15 54 19) おれも思ってた。 -- 名無しさん (2014-02-09 20 47 31) ババアみたいに口うるさいって解釈してる -- 名無しさん (2014-02-09 21 22 36) 恐ろしいほど貧乳である すごくかわいい -- 名無しさん (2015-11-04 15 24 51) ゴブリン少女(ロリババア)か -- 名無しさん (2016-11-22 20 06 56) フーリエンとキスナートとローニトークは、敵君主時専用の立ち絵が存在し、戦略パートに一瞬だけ表示される。 ランダムシナリオぐらいしか見る機会はないが、一見の価値有り。 …あれ、どっかボリューム増えてる? -- 名無しさん (2016-11-22 20 17 17) いや、その立ち絵は自キャラ用の奴で… ランダムで放浪人材選べば結構簡単に見られる。 -- 名無しさん (2016-11-22 21 48 48) ↑スクリプトでは@masterだからマスター用で合ってると思うよ -- 名無しさん (2017-07-06 22 23 08) Lv30のアイコン、でかい -- 名無しさん (2020-02-17 21 56 00) フーリンの妹 -- 名無しさん (2020-03-03 19 57 05) フーリンの姉 -- 名無しさん (2020-04-04 14 18 31) フーリンの女体化 -- 名無しさん (2020-05-20 21 28 36) おっぱい -- mititdoll (2021-01-04 11 49 49) キスナートと違い現実主義者 身体はキスナートより豊満 -- 名無しさん (2023-06-05 01 06 07) https //s.kota2.net/1689944959.png 専用イラストはランシナでマスターにしてLvいくつでも静観すれば見れる。 -- 名無しさん (2023-07-21 22 11 55) 今はもう削除されてしまったがバルバッタのエンディングではいい感じの 出番があった -- 名無しさん (2023-07-28 09 13 17) フーリンと名前が似てる -- 名無しさん (2023-07-30 15 46 23) ルーゼル党のフーリンと名前が似ている -- 名無しさん (2023-07-30 15 46 55) ↑そりゃあとあとさんが放浪人材として一山いくらで付けた名前だからな -- 名無しさん (2023-09-17 23 43 37) 立ち絵が( ・∀・)イイ!! -- mititdoll (2023-09-18 18 50 31) S4でオリジナルのOPやイベントがあるキスナートと違い出番は少ない 昔のバルバッタエンディユグなどではアスターゼの側近ポジだったあ -- 名無しさん (2023-10-03 11 36 35) フーリンに名前が似すぎている -- 名無しさん (2023-10-13 18 13 17) ↑ 元があとあとさんか大量に作った顔無し列伝なしの放浪人材だから名前は結構適当だよ フーリンとフーリエン、ドルスとドルステン、テオードとイオードとエフォードとエルフォード -- 名無しさん (2023-10-19 12 27 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/733.html
置き去られた死体 イオナ国は大陸を統一した。 盛大な戴冠式を執り行い、祝賀会までの合い間重鎮達はサーザイトの前に集まっていた。 サーザイト「これからが本当の正念場です。頼みますぞ宰相殿。」 ニースルー「私が出来ることなら何なりと。貴方様ならば真に信義と慈愛に溢れた政治を持って民の恵みとなる事が出来ましょう。」 以下、初期人材とのありがちな一言程度の会話 ヨネア・・・宮廷魔術師 チューニッヒ・・・将軍 ハイトローム・・・親衛隊長 コーネリー・・・副将軍(治安部門の長) チューニッヒ「ところで、エルラム殿の姿が見えませぬが?」 ニースルー「・・・・・・」 ハイトローム「・・・・・・」 サーザイト「エルラムは出て行った。パーサにさえ干渉しなければ人の治世には興味はないそうだ。」 チューニッヒ「なんと、そのような(殊勝な)御仁には見えませんでしたが。」 サーザイト「エルフにはエルフの国がある。協力と引き換えに自治権を確約させることが当初からの目的だったのだ。」 イオナ近郊の草原、岩場に隠されるように置き去られた死体があった。腐敗が進み人物の特定はもはや難しいが、特徴的な耳はエルフのものである。 死因はすぐにも目に付く胸元に大きくえぐられた穴であろう・・・・・・熟練の騎士による凄まじい突撃を受けたことは想像に難くない。 だが、遺体を詳しく調べれば、背中の魔法創に気が付くはずだ。微かに残る残留魔力はこの者が突撃を受ける前に背後からパラライズの魔法を受けていたことを物語っていた。 リッチームクガイヤを送還した夜、己を取り戻したハイトロームはサーザイトとニースルーに全てを打ち明けていた。 エルラムが闇の訪れを歓喜している事。送還を妨害する為にイオナ国に侵入したこと。ハイトロームを焚きつけサーザイトとニースルーの殺害を企てていた事。そして今でも命を狙っている事を。 サーザイトは報告を受け、ハイトロームにそのまま協力者のフリを続ける事を命じた。 その日、エルラムはいとも簡単に誘いに乗った。心から闇の訪れを喜ぶが故に、よもや同じ闇に生きるハイトロームが敵に付くなど想像だにしなかったのである。 せめて遺体は葬ってやってくれ… -- 名無しさん (2012-08-04 13 05 07) これシナリオで読んだときゾワっとした、非常に良いと思う -- 名無しさん (2020-09-13 17 16 45) イオナ国の物語、トゥルーエンドに行けなくてもこれとかに辿り着けるとカタルシスあるよね -- 名無しさん (2023-04-30 11 31 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/609.html
{ select(seldat, これまでの経緯を回想しますか?) if (seldat == 0) { return() } scroll(karura) wait() hideSpotMark() showSpotMark(t_monk) msg([[ミシディシ]]達、リュッセル城奪還部隊を支えるため、自ら[[パーサ・パクハイト]]の 抑えに回った[[アーシャ]]。) msg(しかし健闘むなしく部隊は破られ、そしてよりによってきちく[[エルフ]]のエルアートに 囚われてしまった。) playBGM(我が栄光.mp3) talk(t_monk, く・・・) talk(t_elf4, アヒャヒャ、よい揉みごごちじゃ!うむうむ、グッドじゃ!) talk(t_monk, このようなことを・・・!) msg(必死にもがく[[アーシャ]]。だが、魔法を封じられ、後ろ手に縛られた[[アーシャ]]に、 [[エルアート]]の暴虐を止める術はない。) talk(t_elf4, どおれ、そろそろわらわのハイパー兵器をみまってやろうぞ。 一度これを受ければ、二度とわらわから離れようなどとは思わなくなるぞ。) talk(t_monk, い、いや・・・やめて・・・おねがいです・・・!) talk(t_elf4, いやよいやよも好きのうちじゃ。とりゃーーー!) msg(そこまでよ!) playBGM(seren) talk(t_dk1,その手を離せ、きちく[[エルフ]]!) talk(t_elf4, およよ!?せ、[[セレン]]!?飛んで火にいる夏の虫とはこのことじゃ。 [[アーシャ]]と尻を並べてかわいg) talk(t_dk1,[[青竜剣]]!!!) playSE(bom13) talk(t_elf4, あひゃああああああああああああああ!!!) talk(t_dk1,今よ、[[アーシャ]]!立てる?!) talk(t_monk, わ、わたしは大丈夫です!けど・・・わたしは・・・) talk(t_dk1,行こう、[[アーシャ]]!しっかりつかまってて!) playSE(swing04) talk(t_monk, きゃっ!) msg(縛めを解かれた[[アーシャ]]はセレンの首に手を回し、セレンは[[アーシャ]]の華奢な 身体を抱え、ライムとともに天高く飛び上がった。) playBGM(hoshi) talk(t_dk1,大丈夫?寒くはない?) talk(t_monk, は、はい・・・その・・・大丈夫ですわ・・・) talk(t_monk, (むしろ・・・暖かい・・・いえ、熱い・・・)) talk(t_monk, (心臓が・・・鼓動がやまない・・・ずっと高鳴ってる・・・)) talk(t_monk, ([[エルアート]]にあんなことをされそうになったから?急に天へと飛び あがったから?それとも・・・)) talk(t_dk1,?) talk(t_monk, ([[セレン]]様が・・・[[アルティナ]]様に似てきたから? ・・・違う・・・むしろ・・・)) talk(t_dk1,もうすぐ・・・リュッセル城につく。[[アーシャ]]殿のおかげで、[[ミシディシ]]殿はリュッセル城を奪還できた。) talk(t_dk1,対する私は・・・あはは・・・なんというか、合わせる顔がない状態だけど・・・) talk(t_monk, い、いいえ!そんなことはありません!だって・・・その・・・) talk(t_dk1,[[アーシャ]]殿?) talk(t_monk, (私・・・[[セレン]]殿を・・・)) wait(6) msg(こうして息を吹き返した[[リューネ騎士団]]にまた一輪、可憐な百合が咲いた。) msg(一つの大きな苦難を乗り越えた少女たちはより強く、より美しく、その華を 傷ついた大地に根付かせるのであった・・・) msg(そして可憐な百合、[[アーシャ]]の恋は実るか・・・) talk(t_elf3, ) erase() hideSpotMark() } IF光闇のアーシャ列伝を見たら、ヒュンターが書けってゆった。俺は悪くない -- 名無しさん (2010-03-23 21 16 45) ふいたwww -- 名無しさん (2010-03-23 21 28 13) これはw -- 名無しさん (2010-03-23 21 38 08) おい紳士だな -- 名無しさん (2010-03-23 22 02 43) ななあし氏次第で変態という名の淑女が一人追加か・・・ -- 名無しさん (2010-03-23 22 28 31) ジェントルマンが詩を書いたみたいなイベントだ 感動したwww -- 名無しさん (2010-03-23 22 33 10) ヒュンターww -- 名無しさん (2010-03-23 22 33 56) ヒュンターお前……どうしてこうなった…… -- 名無しさん (2010-03-23 22 44 30) 今から違う物語が始まりそうだなww -- 名無しさん (2010-03-24 00 45 22) ハイパー兵器を挿入された場合はアーシャが悪堕ちしてダークビショップになる展開も欲しいな。 -- 名無しさん (2010-03-24 03 09 17) 実に紳士w でもちょっと時系列が変じゃね。確か、アーシャ合流→押し返し始める→リュッセル城奪還だったと思ったが -- 名無しさん (2010-03-24 04 55 50) もうエルアート主人公でいいよ -- 名無しさん (2010-03-24 10 33 29) 熱い展開、か?! -- 名無しさん (2023-07-30 15 48 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/557.html
高位の魔族であった母親を誕生した瞬間に殺害した悪魔。 悪魔は年齢に見合わず外見が若々しい個体が多いが、人界顕現時の実年齢は16とまさしく少女であった。 幼いというには強力すぎるその魔力を持て余し、生誕から人界に向かうまでの間、その強力な力で殺戮の限りを尽くす。 しかし、手を変え品を変え殺戮を楽しんでいたラングドスに転機が訪れた。 大陸に出現、人類の虐殺を企んでいた彼女は、自らの肌と同じ色をした奇妙な楽器に目を奪われる。 それからのラングドスは取りつかれたようにその楽器を弾きならし、大陸各地を放浪するようになったのである。 自らを『ミュージシャン』と称するようになったラングドスは、後にこの出会いをこう語っている。 「オレは音楽に感謝しているんだってヴァ。ミュージシャンにならなければ猟奇的殺人者になっていたから…」 意外になかったので作ってみた -- 名無しさん (2010-02-14 16 57 55) 投稿して思ったけどなげえ。どう考えてもいろいろ削るべき -- 投稿者 (2010-02-14 17 04 06) ラングザー様www採用されたらメッセージも一部変わりそうだwww ジャギ様はドラスティーナ、カミュは…誰だろ? -- 名無しさん (2010-02-14 17 14 38) カミュさんが来たら、変態度が突き抜けるw -- 名無しさん (2010-02-14 17 20 51) キャラ的にはヴァンパイアシリーズのザベル・ザロック辺りも参考になるかと思った。 性別違うけどね。 tachi氏HPのお気に入りキャラだそうだから、あんまり変な扱いさせない方が良さげ。 -- 名無しさん (2010-02-14 17 23 48) 言われてみれば看板娘だったね。 削りついでにパロネタとか無いのを考えよう。2の方がいいかな? -- 投稿者 (2010-02-14 21 15 02) 強力な力てなんぞ。 -- 名無しさん (2010-02-14 21 59 25) これ好きなんだが、 パロ無しなら必殺技が6個もある事をかっこよく解釈してほしい -- 名無しさん (2010-02-14 22 14 17) どう考えても冗長すぎる 列伝案を書いてるやつは、なんでこう、ムダな情報やムダな文を詰め込みたがるのかね・・・ ただ語句を連ねるだけの文才のない奴はマジで書くの自重しろ 採用された本編のキャラ紹介文のクオリティが低すぎて泣けてくる -- 名無しさん (2010-02-14 23 13 58) 他人のキャラをレイプするのは自重しろって、マジで。 -- 名無しさん (2010-02-15 02 17 18) 最近の案の独特のひどさはないけど、、 いまさらだけど「列伝」と考えた時、ゴートやフィーザレスと比べると違和感がありすぎる。 s4までの主人公だから一番キャラ紹介しても良いくらいなのに、キャラ紹介一切無しってのは心に留めといたほうがいいと思うんだよね。 -- 名無しさん (2010-02-15 06 26 33) 「キャラ紹介」って何というか人柄とかその人の人物的物語とかの事を言おうとした。 -- 名無しさん (2010-02-15 06 28 39) これぐらいでいまさら何を言ってんだって感じだわ どうでもいい -- 名無しさん (2010-02-15 17 09 37) どうでもいいと思ってんならわざわざ書き込むなよ 頭沸いてんの? -- 名無しさん (2010-02-15 17 37 46) ゴートとフィーザレスの原文を書いたのは俺だけど、今思えば短く書き過ぎたな。 -- 名無しさん (2010-02-15 18 22 59) いや、お前らの必死っぷりが気持ち悪いんだよ どうでもいい -- 名無しさん (2010-02-21 13 03 54) と言ってる自分も(ry -- 名無しさん (2010-02-21 14 05 27) ↑2010年ってこんな感じだったなあ -- 名無しさん (2020-06-11 21 01 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/973.html
unit zeguzio1 { name = [[ドワーフ]]兵1 } unit zeguzio2 { name = ドワーフ兵2 } unit zeguzio3 { name = ドワーフ傭兵 } story battle_zegusu_ziomu { fight = on if(yet(battle_zegusu_ziomu) inBattle(zegusu, t_dwarf1) == 1 isSameArmy(zegusu, t_dwarf1) == 0) { event(battle_zegusu_ziomu) } } event battle_zegusu_ziomu { stopBGM() hideSpotMark() shouSpotMark(zegusu) playBGM(senkyou) wait() talk(zegusu, ・・・ジオム?@そこにいるのはジオムなのか?) erase() scroll(t_dwarf1) talk(t_dwarf1, ・・・ゼグスか。@貴様らと話すことなど俺にはないぞ。) erase() if(inBattle(woraku) == 1 isSameArmy(zegusu, woraku) == 1) { scroll(woraku) talk(woraku, まだ収まらぬようだな。@無理もない。) } else { scroll(zegusu) talk(zegusu, ・・・まだ怒りは収まらんか。@無理もない。) } erase() scroll(t_dwarf1) talk(t_dwarf1, 当たり前だ!@貴様らが俺たちに何をしたか思い出してみるがいい!) talk(t_dwarf1, 鬼を打ち破り、悪を払う戦士の血を忘れ、$安穏とした山暮らしに魂を抜き取られた老人ども!) talk(t_dwarf1, あげく戦士たるべく鍛錬を重ねる我らを$山の害として追い出したのは貴様らではないか!) erase() scroll(zegusu) talk(zegusu, ・・・平和の中にあって、無為に斧を振るうは無益。@無用の乱を生む行為であろう・・・) erase() scroll(t_dwarf1) talk(t_dwarf1, その文句は老人どもに飽くほど聞かされたわ。@だが乱世は来たではないか!) talk(t_dwarf1, 治にいて乱を忘れず、が祖先の言葉であったはずだ。@ドワーフの魂はどこに消え失せた!) erase() if(inBattle(woraku) == 1 isSameArmy(zegusu, woraku) == 1) { scroll(woraku) talk(woraku, ・・・・・・) } scroll(zegusu) talk(zegusu, ・・・お前たちを庇いきれなかった事は、$済まぬと思っている。) erase() scroll(t_dwarf1) talk(t_dwarf1, ・・・ふん。@[[ウォーラック]]の叔父貴とお前に$感謝しておらぬわけではない。) talk(t_dwarf1, だが敵としてまみえた以上は加減せんぞ。@腑抜けどもに俺と部下の力を見せつけてくれる!) erase() scroll(zegusu) talk(zegusu, ・・・同族と戦うのは気が進まぬな。) erase() scroll(t_dwarf1) talk(t_dwarf1, ふん、そう思うなら金をたんまり用意しておくんだな。) talk(t_dwarf1, 傭兵の身は金で動く。@詫び料を厭というほど上乗せさせてやるとも!) talk(t_dwarf1, そうとも。@このラー・ドラウグル・ガンデオン傭兵団の力が$借りたければな!) erase() stopBGM() wait(60) scroll(zegusu) wait() playBGM(bo-ken) talk(zegusu, ・・・ラー・ドラウグル・ガンデオン?) talk(zeguzio1, (山頂の光竜王)$ラー・ドラウグル・ガンデオンか・・・) talk(zeguzio2, かっこいー。(棒)) erase() scroll(t_dwarf1) talk(t_dwarf1, ・・・な、何だ、この空気は。) erase() scroll(zegusu) talk(zeguzio1, いい年してよくやるのう・・・) talk(zeguzio2, なんというか、その、つらいな・・・) erase() scroll(t_dwarf1) talk(t_dwarf1, ヒソヒソ話すんじゃない!@指をさすな!!) erase() scroll(zegusu) if(inBattle(t_dwarf2) == 1 isSameArmy(zegusu, t_dwarf2) == 1) { talk(t_dwarf2, あれは昔から格好つけたがりじゃったからのう・・・) } if(inBattle(t_dwarf7) == 1 isSameArmy(zegusu, t_dwarf7) == 1) { talk(t_dwarf7, しばらく見らんうちに、$どこぞで要らん知恵ば付けたようじゃのう。) } if(inBattle(t_dwarf5) == 1 isSameArmy(zegusu, t_dwarf5) == 1) { talk(t_dwarf5, ・・・痛々しい。) } wait(30) talk(zegusu, いや、まあ、いいのではないかな、うん。) if(inBattle(woraku) == 1 isSameArmy(zegusu, woraku) == 1) { talk(woraku, ・・・若いうちはそういうものだ。) } erase() scroll(t_dwarf1) talk(t_dwarf1, おざなりなフォローを入れるんじゃあないッ!) talk(t_dwarf1, くそっ、無性に恥ずかしくなってきた・・・@これだから故郷は嫌なんだ!) talk(zeguzio3, お、俺はいい名前だと思いますよ?) talk(t_dwarf1, やかましいっ!@くそ、戦闘準備だ!) erase() hideSpotMark() stopBGM() if(isWorld() == 1) { playWorld() } else { playBattle() } } 若気の至りって怖いですよね。 笑ったwwドワーフはキャラがよくわからん連中が多かったからこういうイベントが増えるのは嬉しいな -- 名無しさん (2013-03-20 23 34 00) 前半真面目なのに後半の空気wwいいねこれ -- 名無しさん (2013-03-21 08 42 15) 前半だけで良くないか?ドライな会話に1票。 -- 名無しさん (2013-03-21 23 50 02) 俺は両方あった方がいいと思うぞ、両方良いから。別に双方で相殺してるでもないと思うし -- 名無しさん (2013-03-24 10 27 07) 戦闘会話としちゃ少し長いかもね -- 名無しさん (2013-03-24 20 49 01) 短くまとまっていないと気にいらない派の人が暴れるので短くしたほうがいいかもね -- 名無しさん (2013-03-24 21 30 07) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/611.html
パーサの森のエルフ。 魔法や弓が使えなかったため、同族からは疎まれていた。 集落を出てからは、気ままな冒険者生活を送っていたが、剣の腕を買われ、リューネ騎士団に参加。 戦場でハイパー兵器と呼ばれる謎の武器を駆使し、各地で活躍した。 女でありながら極度の女好きであり、女性であれば種族を問わず、時には敵ですらも受け入れた。 一方で、男に対しては非人道的な所業を行うことも少なくなく、騎士団内でも評価は賛否両論であった。 特にセレンやルオンナルには目の敵にされており、アルティナ亡き後は、後を継いだセレンに騎士団を追放される。 その後、冒険者時代に親交があったダークエルフの誘いを受け、パーサパクハイトに参加。 今度は敵として、多くの女性竜騎士をその毒牙にかけた。 同勢力で『翼王』の称号を得るが、部下の間では密かに『鬼畜王』と呼ばれていた。 表現を抑えて、列伝案1を改変してみました。 -- 投稿者 (2010-03-29 10 37 02) おお、いい感じ。 -- 名無しさん (2010-03-29 13 26 30) 前の列伝の方が色々な意味で砕けていて良いと思う。 -- 名無しさん (2010-03-29 15 12 27) 俺はこっちの方がいいと思う。きっちり嫌われてるのがいい感じww っていうか誰がエルアートをこんな風にしたwww -- 1書いた奴 (2010-03-29 19 33 25) 剣の腕自体は大したことないんじゃね? 持ってる武器(ハイパー兵器)に仕掛けがありそうな感じだし。 -- 名無しさん (2010-03-29 19 45 18) この列伝案採用するなら、小物入れの鬼畜王エルアートも採用してくれ -- 名無しさん (2010-03-29 22 34 22) 強すぎだろ。 -- 名無しさん (2010-03-29 23 01 25) とりあえず飛び道具なくしとけば良いんじゃね -- 名無しさん (2010-03-29 23 03 32) そこそこ強くないと、アルティナがこんな人材雇うとはとても思えないんだがw -- 名無しさん (2010-03-30 17 10 43) コメントの意見と、ダークエルフ雇える理由も考慮して文章変えてみました。 基本鬼畜王のイメージで書いてます。アルティナはガンジー。 -- 投稿者 (2010-03-30 18 10 56) つまり勘違いで…やべえ、たしかにアルティナはガンジーっぽい所 あるから… -- 名無しさん (2010-03-30 19 42 14) 魔法も弓も使えなかった設定なのにゲーム上だと使えてるのはおかしくないか? -- 名無しさん (2011-11-25 22 07 21) 練習したんだよ!!今では魔法ならおまかせとか言っちゃう始末。でも魔力は一般並。おまかせなのは恋の魔法限定ってか? -- 名無しさん (2011-11-26 20 50 09) 恋の魔法って…どう考えても成功率は低い気がするけどなぁ。少なくともセレンには大失敗(爆) -- 名無しさん (2011-11-26 21 44 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/842.html
. パーサの森の北部にひらけた小さな台地にしつらえられた急ごしらえの陣地は、どうにも虫が多い。 はるか昔からこの森で暮らしてきた森の盟友たるエルフたちに言わせれば森の虫もまた友であり、 互いに支えあって生きるべき仲間だと語るのだが、木造の床をぎしりと音を立てて歩む青髪の少女には それはどうにも理解しがたい観念であった。 自分たちが生きるために必要な分を超えて森を傷つける、という事を大いに嫌うエルフたちをどうにか説得して 竜騎士団が総出で組み上げた、死者の軍勢との戦に備えた前線基地である。 大自然のど真ん中に建造された木造の基地は、標高の高い乾燥した土地であるリュッセルの城とは対照的に高温多湿で じんわりと浸み込んでくるような水気を背中に感じる。虫も多く、今も巨大なブヨが頭上やや後方を まるで従者が盾を持って騎士に従うようにぴったりとついて来るのがルオンナルにはどうにも不快だった。 振り返って叩き潰してしまうのは少女ながら歴戦を乗り越えた戦士でもある彼女には容易いことだが、 森のエルフはそうした無用な殺生と言うものをことさら嫌うため、彼らが見ているかもしれないところでは 迂闊に蚊をはたくことも出来ない。 彼ら森の民の清廉で飾り気のない生き方はルオンナルにとっても大いに好感を持てるところではあるのだが、 どうもそうした、細々とした部分で彼らとの文化的なズレを感じざるを得ないのはやはり種族の違いと言うほかなかった。 ルオンナルが向かっているのは、幼少よりの莫逆の友であり、また新たに自分を含む竜騎士団の長となった少女の居室である。 「――大丈夫かしら」 リューネ騎士団の総長アルティナの死は、あまりにも大きな訃報であった。 大森林の南端に位置する聖地より突然に湧き出でた巨大な怪物――エルフ族のヒュンターはそれを指して 太古の伝承に伝わる「大いなる力」と呼んだ――の放った光は総長アルティナと、彼女を庇った副長スヴェステェンを 諸共に飲み込み、彼らの影さえもこの世界に残しはしなかった。 ただ総大将を失った、と言うだけのことではない。 黴の生えるほど古い盟約を律儀に守ってパーサへと南下することを決めたのは、ほとんど彼女の独断であったと言っていい。 竜騎士団の中には、中原に覇を唱えんとする魔王ルーゼルが死に満ちた指先をいつ東方のリュッセルに向けるかも知れぬ 不安定な状況の中、故郷を離れてエルフを救うという決断に不満を抱くものも少なくなかった。 それでも竜騎士団が表向きは対立することなく総長アルティナの命に従って粛々と南下を進めたのは、 ひとえに彼女の人徳と信用、裏表なく本心から他者に思いを語る誠実な人柄があったからに他ならない。 竜騎士団の面々は、誰もが彼女を信じていたのだ。時にはその甘さに苛立ち、馬鹿正直さに呆れることもあった。 しかし、なぜか彼女はそれすらも魅力的で、ゆえに竜騎士団は多少の不満があっても彼女の判断に従うことを是としていたのだ。 そのアルティナが死んだ。 それは戦線の混乱だけでなく、これからの進退をいかにするのか、と言う竜騎士団の抱える根本的な問題の噴出を意味する。 事実、竜騎士の中にはもうパーサの救援など辞めにしてリュッセルへと舞い戻り、兵をまとめて防衛に徹すべしと言う意見も 決して少なくはないのである。 この傾向は特に留守を守るリュッセルの土豪である郷士勢力を信用していない直参の騎士たちに多く見られ、 ゆえに遠征に従ってきた郷士の竜騎士との対立構造は日増しに強まりつつあった。 直参騎士の代表格的な存在であるミシディシが彼らの不満を抑えてくれてはいるものの、彼とて本心では名も知らぬエルフより 故郷の地を守ることを優先したいと考えているのは言動の端々から容易に知れることではある。 アルティナ戦死の原因は、たどってしまえば戦の早期決着を望んだ彼の先行がもとである。それを彼自身も理解していて 深く悔いているからこそアルティナの遺志に従って直参騎士の不満を抑えてくれてはいるが、それもいつまで持つかは知れぬ。 リュッセルの空を守る竜の二枚の翼は、ここにきて統制を失い引き裂かれる寸前と言ってしまってもいい状態なのである。 少女セレンが竜騎士団の筆頭を任されるようになったのは、そんな混乱状態の最中であった。 「大丈夫なわけ、ないわよね」 そのような状況を思い起こし、ルオンナルは先の呟きを己自身で打ち消すようにもう一度唇を動かした。 大丈夫なわけはない。戦死したアルティナを誰よりも尊敬し、崇拝し、憧憬していたのは他でもない彼女なのだ。 戦死のショックは他の誰よりも深いはずで、その直後に宿将のオーティによって次期総長へと任命されて以来 ルオンナルは彼女の姿をこの基地で一度として見かけていない。 初めはアルティナを喪ったショックの大きさを慮っていた騎士たちもそろそろ痺れを切らし始めていたから、 彼らの不満が爆発する前にセレンに近しいルオンナルが様子をうかがい、多少強引でも連れてくるように言われたのである。 勝手なことを。 そもそも次期総長にセレンが選ばれた事からして唐突な話なのだ。 彼女を総長に推したオーティの思惑は聞かずとも解る。今にも噴出せんとしている直参と郷士の対立を治めるために、 かつて騎士団を追われたはぐれ者の家系……要するに「どちらでもない」竜騎士である彼女を神輿にしようというのだ。 「……勝手ばかり!」 寸前には脳裏に描くのみで済ませた言葉が、今度は口を衝いて出た。 そもそも彼女に指導者としての才などない。それは彼女にもっとも近しい自分がよく知っているし、オーティだって解っている。 あの人はセレンを駆け引きの道具にしようとしているのだ。それがルオンナルにはどうしようもなく腹立たしい。 その一方で、アルティナに並ぶ人格者でもあるオーティ自身にとっても苦渋の決断であることは察せるのだから 苦い選択を迫られた上官に怒りをぶつけることもためらわれて、ルオンナルはやり場のない感情に悶々としているのである。 気づけば、元はアルティナのものであった、通路の奥に位置するセレンの居室まで数歩の距離だった。 ……総長となった以上はそうするのが順当とはいえ、亡きアルティナを思い出させる居室に彼女を押し込めることもまた ルオンナルには無神経に思えて、自分の内側にあるもやもやとした感情がいっそう活発になるのを認識する。 大きなため息を一つ吐いてそれを抑え込むと、ルオンナルは扉の前に立って拳を上げ、控えめに扉を叩いた。 「セレン、居る?」 つとめて感情を抑え、緩やかな語調で扉の内側にいるはずの親友に声をかける。 己の煩悶はともかく、自分以上に傷つき悩んでいるはずの友人に対してはせめて平静であろうとする気持ちの表れだが、 扉の向こうから返事は返ってこなかった。 ふう、ともう一度ため息を吐くと、扉に顔を寄せて囁くように、静かな声を送る。 「……あなたを連れて来いって言われたわ。これからの事を協議するのに、総長がいないと困るって」 己が言われたのと同じ言葉を扉の向こう側に送る。そこでもう一度、これは聞こえるように大きなため息を吐いた。 「勝手な話よね。あなたに相談もなく勝手に総長扱いしておいて、総長なんだから出て来いって。ひどい話」 本心である。もともと会話を取り繕うような仲でもない。 「無理することはないのよ、セレン」 そして、語りかける言葉もまた偽りない本心である。 セレンが出てこないならそれで良いと思っていたし、そんな彼女を無理に連れ出して担ぎ上げるなどという心無い行為は 清廉潔白を持って成るリューネ騎士団にあるまじき事だと思っていたのだから、命令を遂行するつもりもはなから無い。 ただ、セレンがつらい思いをするのは厭だった。 「あなた、部隊の指揮なんてしたことないんだから。それがいきなり総長なんて、むちゃくちゃな話よ」 返事はないが、言葉を続ける。扉の向こうに彼女の気配があるし、眠っている様子でもないから聞こえてはいるだろう。 「そんな無茶に付き合うことないのよ。セレンはセレンのしたいように――」 そこで言葉が止まった。扉の内側から何か音がしているのに気付いたからだ。 かり、かりと言う音。何かを引っ掻くような細い音が、聞いてみれば絶え間なく扉の向こうで響いている。 「――開けるわよ?」 少し、不安になった。 もともとセレンを連れ出すつもりもなく、自ら出てこないなら言うべき事だけを言って帰ろうと思っていたルオンナルだが、 中にいるはずのセレンが何をやっているのか、それを思うと無性に心配が膨らんで、確認しなければならない気持ちになる。 そうしてかけた言葉にも返事は無かったが、それを黙認と取ったルオンナルはためらいがちに扉に手を掛け、押し開けた。 ぎしりと軋む扉の向こうには、 壁があった。 「――え?」 壁――ではない。 それは紙であった。 うず高く積まれた紙束がひとつ、ふたつ――無数。 いくつも重なり居並んで、まるで壁のように視界を覆っているのだ。 「な、に」 目の前に存在するものがなんであるか咄嗟には理解できず、押しつぶされるような白い存在感に一歩後ずさる。 そこで、扉を超えた先の足元にも同じような紙が何枚も散らばり、ほとんど床を埋め尽くしているのが目に入った。 見れば、何らかの図形が書き込まれた上に文字や矢印、訂正の線が何本も引かれて黒く染まっている。 それを見てようやく、ルオンナルは目前に立ち並ぶ紙の正体が何であるかに思い至った。 「――さ、」 作戦計画? 「これ……これ、全部?」 床に散らばった紙を掻き集め、それらに片っ端から目を通していく。 それらすべてに、見慣れた竜騎士部隊のマーク。敵陣に書き込まれた大きな点は「大いなる力」であろう。 書き込まれた矢印や注釈、訂正の文字は作戦の内容を記したもので、上書きに上書きを重ねて真っ黒になっている。 突撃、包囲、迂回、挟撃、波状、電撃、遅滞、遊撃、誘致、防衛、突破…… およそ考え得るほとんどの作戦を書き込んでは消し、捨てては書き直し、ひたすら試行錯誤を重ねた末に廃棄された、 その残骸たちであった。 「何で……誰が、こんな」 解ってはいる。 ルオンナルの中でその答えはすでに出ている。 しかし、その答えは受け入れ難かった。 今も部屋の奥で乾いた音を響かせている、その部屋の主。 「――セレン!!」 彼女はそこに座っていた。 かつてアルティナが使っていた執務机。 決して長身ではなかったが、それでも先代の総長に合わせて作られた執務机は彼女には少し大きい。 周囲にはいくつも転がった空のインク壺と、ぼろぼろに毛羽立った羽ペンの骸が散らばっている。 机の上にはアルティナがかつて愛読していた戦術書や、これまでの作戦で用いられた作戦計画書の束が山と積まれている。 それらの間に半ば埋もれるようにして、少女の姿があった。 「――あ」 そこで初めて自分以外の人間が存在していることに気付いたのか、ほとんど魂の抜けたような目で机の上を凝視していた セレンの視線がゆっくりと持ち上げられ、時間をかけて目前の相手に焦点を合わせた。 「――……る、あ――」 名前を呼ぼうとしてかさついた唇を開き、しかし喉の奥から声が出てこない。 一つの事に没頭しすぎて「声を出す」と言う行為を全く行ってこなかった時間が、彼女から声の出し方を忘却させている。 「る――るおん、なる」 それでも絞り出した声は、およそ少女が友人に掛けるものとはかけ離れた老婆のような嗄れ声であった。 稲妻に撃たれたようにそれを呆然と見ていたルオンナルが、ふらふらと執務机の前に歩み寄る。 「何を、しているの……」 見れば解ることを、それでも信じたくなくて目の前のセレンに問い掛けた。 もともと自分よりもだいぶ背の低い親友の、椅子に腰かけてさらに低い位置にある頭に自然と視線が向かえば そこにあるのはすっかり艶を失って干乾び乱れた赤い髪である。 近づいてきた親友を見上げた少女は、それでも普段通りの笑顔を作ろうとして力なく頬を曲げた。 「作戦、かんがえてた、の」 聞きたくなかった。 腹に槍を突き刺されたような顔でルオンナルが自分を見ているのに気付かず、まるで秘密基地を見つけられた少年のように 照れた表情を青ざめた顔に浮かべてセレンは言葉を続ける。 「――総長、だもの」 聞きたくない。 「ガルダームさん、から、本とか……送って、もらって」 聞きたくないのに。 「勉強、して……わからない、こと、多いけど」 セレンはいつものように言葉を紡ぐ。 かすれきった声で、それでもいつも親友にそうしているように。 「がんばって、勉強、しないと、ね」 親しげで、無邪気に。 「わたし――総長に、なったんだもの」 それが、臓腑をかき乱されるように辛い。 「――セレンッ!!」 ほとんど無意識に、ルオンナルはセレンの体を執務机越しに抱きしめていた。 背中に回した指先が掴んだ背中が、薄い。 会わずにいた時間はそう長くは無かったはずなのに、まるで死病に憑かれたように痩せさらばえている。 その感触が、痛い。 「セレン、いいのよ。いいの、そんな事はしなくても」 「――る、」 「そんな重荷を背負う事はないわ。オーティ様もミシディシ様もいるのに、あなたが苦しむことはない」 困惑したセレンの細い腕がルオンナルの背後で宙を掻いたが、構ってはいられない。 言わずにはおれなかった。 「みんな無責任よ。あなたみたいな女の子に全部押し付けて、背負わせて。それで」 両腕でセレンの背中を抱く。もっと気軽に触れ合っていた以前の彼女と同一人物とは思えないほど その体からは熱も柔らかさも感じられなくて、こんな姿にした男たちに対する怒りが湧く。 それが体の内側をどろどろと熱く満たして、吐き出さねば爆発してしまいそうだった。 「それで、こんな姿になって。こんな――」 「るおん、なる」 「あなたが言えないなら私が言うわ。みんな卑怯だって、セレンに全部背負わせていいわけないって――」 「――ルオンナル」 怒りに染まったルオンナルの脳裏に、それはまるで涼風のように吹き込んできた。 見る影もなくかすれたセレンの、しかしきっぱりとした意志に満ちた強い声。 それがはっきりと耳に打ち込まれて、ルオンナルは紡ぎかけていた言葉を吐くことを忘れた。 宙をさまよっていたセレンの腕が、僅かに力を込めてルオンナルの体を引き離す。 離れた事で見えたセレンの瞳が、弱々しく、しかし確かな思いを込めて親友を見つめていた。 「やらせて。私に、やらせてちょうだい」 「セ、レン」 見る影もなくかすれた、しかし今までになく太い芯の通った声。 確かな意志に裏打ちされた親友の声は耳に馴染みの無いもので、ルオンナルはわずかに困惑する。 その揺れた瞳をまっすぐに見つめるのも、やはり意志に満ちた赤い瞳。 「みんなが、期待してくれてる。私を信用してくれてるの。――応えなきゃ」 そう紡ぐ言葉は、どこか嬉しそうな響きを感じさせた。 その響きが、ルオンナルには辛い。 「それは……それは、違うよ。あの人たちは、セレンを」 「わかってる」 「え?」 「私が、はみごだから。はぐれの家系だから……適任なんだって。オーティ様、説明してくれたわ」 「……知ってたの?」 「うん」 こほ、と小さく咳をしたセレンの姿はやはり弱々しく、幾分慣れたとはいえ声は出し辛いようであった。 それでも、ルオンナルが信じられないと言う目で自分を見るのを見返す瞳は優しい。 「それでも、うれしいんだ。私が、私の家が……みんなのために、なるんだもの」 ルオンナルは知っている。彼女が自分の出自を誰よりも気に病んでいた事を。 出自を理由に卑下され、父母の血統を貶されることを自分の事よりもずっと苦にしていた事を。 「ずっと、はみごだったけど……いっしょに戦えるの。みんなと、戦えるの」 だから、そんな彼女が紡いだ言葉にルオンナルは返す言葉を持たなかった。 「だから、応えたいの。みんなのために、あ――アルティナ様の、ために」 その名前を口に出す時だけ、彼女の瞳にともった強い輝きがか細く揺れた。 辛くないはずがない。苦しくないはずがない。 それでも。 「――わたし、がんばるから」 なんて―― なんて、強い子だろう。 「セレン――ッ!!」 泣き出したくなるのをこらえて、ふたたび彼女の体を抱き締めた。 頬に触れた頬は枯れ木のようにかさついて冷たい。 彼女に自分の熱を分け与えるように、震える指でしっかりと細い体を抱いた。 宙を掻いたセレンの指が、今度はゆっくりとルオンナルの背中を抱く。 広い執務室で二つの影が重なって――少し、時間が過ぎた。 「――ねえ、ルオンナル」 「ん?」 「おなか、すいた」 そんな、いつものセレンと同じ能天気な言葉が無性におかしくて、ルオンナルは思わず笑い出していた。 「もう……根を詰め過ぎるからそうなるのよ。何か食べに行きましょう」 「あ――何か用事があったんじゃないの?」 「いいのよ。体調管理も総長の務めなんだから、ちゃんと食べないと」 体を離し、代わりに手を取る。 すっかり細くなってしまった手を、それでもいつもと同じように握って引っ張る。 セレンもそれにこたえて、ふらふらと覚束ない足でそれでもいつものように握り返して付いてきた。 騎士団の戦況は、苦しい。 内憂外患に蝕まれ、存亡の危機に晒されている。 失った指導者のかわりに立てられたのは、こんなに小さくて、弱い女の子だ。 それでも。 それでも、彼女が諦めないのなら。 支えよう。 小さくて弱くて、誰より強いこの子を。 命に換えても、最後まで。 素晴らしい -- 名無しさん (2012-08-04 11 04 42) この時期のSSの中でもかなり完成度が高いと思う。おすすめ。 -- 名無しさん (2023-08-29 22 18 55) 名前 コメント